• 全ての才能を大切に育成する

U-14の変化

最近U-14の選手がよい意味で変わったきた。

 

彼らは入会当初から一生懸命に頑張ってきたのだが

どこかにまだ隙や、甘えがあった。

そして自分達の可能性を信じ切れていないでいる感じがしていた、

また何があっても乗り越えて行こうという強い覚悟が不足していたように思う。

彼らは入会依頼練習で来る日も来る日も同じことを毎回言われ続けた、

きっと同じことの繰り返しにうんざりする選手もいたし、

心が折れかけた選手に、自分の才能を疑った選手さえもいたに違いない…

 

そんな彼等だが、ここにきて

そんな環境になれてきたのか、少しづつではあるが

無意識にサッカーにおける良い習慣、個人戦術が

攻守にわたり発揮出来るようになってきた。
つい一ヶ月前までは、常に声をかけ続けなければ意識できない選手が多かったが

最近では無意識にプレーし続けることが出来る選手が増えてきた。

まだまだであるのは間違いないのだが毎回毎々同じことを言い続け求められたことによって

徐々に基本的な良い習慣の部分が身についてきたのだ。

まさに躾である。よい習慣を求められ続け、それを意識してトレーニングしてきた結果である。

決して楽しいことばかりではなかった筈であるがこれが諦めずにやり続けた成果だ!

 
そんな彼等のこれからの課題は、どんな相手や環境でも発揮出来るサッカーにおける戦術行動と

止める・蹴る・観るの等のテクニックの質の追及は変わらないし、変えることはない。
そして更なる課題はOFF THE PITCHである。やはりここでも良い習慣を身に着けて行かなければいけない。

挨拶や、身だしなみはもちろんのこと、用具、道具の整理整頓、勉強、食事 etc…

まだまだ取り組むべき課題は山積みなのだが彼らはなかなかどうして逞しく成長してきた。

きっとこれから先もしぶとく乗り越えていくのだろう何年後かの成長した姿を観るのが楽しみになってきた。